女将ソムリエ

“おもてなし”への想い。

一般社団法人女将ソムリエ協会理事長
女将ソムリエ

早田雅美

食やワインや和文化を通じて人を楽しませたり、喜ばせたりするおもてなしサービスが大好きで大学卒業後から現在まで飲食接客業を続ける。代官山李南河でサービスマン、京都2つ星料理旅館要庵西富家で女将修行、イタリアンレストランでソムリエール、2019年から「女将ソムリエール」として活動。2021年一般社団法人女将ソムリエ協会設立
現在、銀座と横浜で女将ソムリエールワインバー女将
カジュアルに着付けやお抹茶やワインを学べる女将ソムリエ講座講師

おもてなし、サービスへの想い。

飲食接客業に携わってる中で、ずっと私の中にはもっと人を楽しませ、喜ばせるためにはどういうスキルが必要で、どうあるべきなのかという在り方に常に意識を持っており、自分を高めるために一度、おもてなしの本場京都で「和のおもてなし」を本格的に学ぼうと何のツテもコネもない状態で京都行きを決意。
京都で女将業を学んでいくうちに、「おもてなし」をカタチにしてもっと多くの方に伝えていきたいと強く思うようになりました。

それと同時に、サービス接客業の地位が低く見られる事にも悔しさを感じてました。
アルバイトでもできる仕事、ただのお運びさんを大学卒業してまでなぜやるのかなど言われる事が多々あり、真剣に向き合ってる仕事をなぜこんな風に言われるのだろうと。

そこでどうすれば、少しでもサービス業全体のレベルを上げれ、「価値ある認められる職種」に近づけるのだろう。
もっと個人でも活躍の場を増やせ、ちゃんと稼げる仕組みするにはどうすればよいのだろうと何度も考え続けてみるものの一個人一サービスマンが業界の仕組みを変えれる程の革新的なアイディアもすぐには出ないですし、カタチのないおもてなしやサービスをどうカタチにしてよいかわからず10年以上が経ちました。

カタチのあるワインとの出会い。

長年飲食接客業を続けてる中で、常に私はワインに囲まれていました。
只、私自身がお酒をあまり飲めない為、ワインに本気で向き合う事はずっとありませんでした。京都から東京に戻った際にイタリアンレストランに配属され、そこで自分でワインを仕入れて自分で売る事をやっていく中で、カタチのあるワインがこんなにもお客様を喜ばせられるんだと楽しさを覚え、そこから世界共通のおもてなしツールである「ワイン」に本気で向き合い「ソムリエ」を取得。

女将ソムリエ協会設立。

私のおもてなしへの想いの本質は一切変わる事がなく2021年。

長年カタチにしたかったこと、そして自分が今やれることを考えた際、私自身が20年間で実際の「経験」として学んできたおもてなし、接客スキルやマインド、和文化教養のエッセンス、ワインの知識を「社会人として最低限身に付けておくべきスキル、人生を今よりよくする知識」として言語化、共有。
それを検定にすればカタチになるのでは?!と考え、「女将ソムリエ検定」を作るという事にたどり着き、女将ソムリエ協会を設立。

女将ソムリエ資格により、サービス接客業に携わる方がもっと自分の仕事とスキルに自信と誇りを持ってイキイキと輝け、その結果、誰でも簡単にできるとされるサービス接客業全体のレベルを底上げできる仕組み作りのきっかけになるようにしたい。

そして知性教養、和の美しさを備え相手を想うおもてなしの心を持ち、人を楽しませ喜ばせられ、人から愛される女将ソムリエが1人でも多く増えるように、それをサポートできるように。女将ソムリエを広げる活動を日々行っております。